呼吸器系の病気が原因の口臭

口臭の原因として呼吸器系の疾患によるものが存在しています。

これは呼吸をつかさどる器官に起こる疾患のことで、通常は上気道、気管や気管支、肺、胸膜などに関わる急性または慢性の疾患を指して言う言葉です。

これら呼吸器の異常や疾患によって発生した臭いが呼吸を通して放出されることで口臭として認識されることがあります。

呼吸器系疾患の代表的なものには気管支炎、気管支喘息、肺炎、肺結核、肺癌、肺気腫、鼻炎、扁桃炎、胸膜炎、咽頭炎、喉頭炎などがあげられ、主な症状は発熱や咳、異常呼吸、痰や血痰、食欲不振や全身倦怠感などが挙げられます。

また、呼吸器系の疾患では当然ながら呼吸機能に何らかの異常をきたすため、例えば鼻炎等で鼻からの呼吸が困難である場合には口を中心に呼吸せざるを得なくなります。

それによって口腔内が乾燥した状態になり、いわゆる「ドライマウス」の症状を呈する結果となります。

口中が乾燥して潤いを無くすと、悪臭を発生する源となる嫌気性細菌の増殖が活発化するため、口臭が強くなることが知られています。

また、それにともなって唾液の分泌量も低下するため口腔内の自浄作用も減退していくことがそれらを助長する結果となります。

呼吸器系の疾患が原因となる口臭では、その疾患の結果引き起こされた「ドライマウス」などの症状に起因するものと、呼吸器系の疾患そのものが口臭となる悪臭を生み出す場合とがあります。

口臭が口腔内の問題に起因しているのか、それとも全身の病気に起因しているのか、セルチェックで判断する簡単な方法があります。

まず口をしっかりと閉じて鼻から息を吐き出します。この時の呼気は肺から直接鼻を通って排出されるため、口腔内の空気が混じることはありません。

したがってこの時の呼気に臭気を感じれば全身性の疾病に起因した口臭であることがわかります。

逆に、鼻をつまんで口を閉じ、少し間をおいてから鼻をつまんだままの状態で口から静かに息を吐いた時に臭気を感じれば口腔内に起因した口臭であることが確認できます。

当サイト人気記事!

【口臭対策に効果なし?】歯磨き粉,舌磨き,ガム,タブレットは口臭予防に効かない?

【口臭対策に効果なし?】歯磨き粉,舌磨き,ガム,タブレットは口臭予防に効かない?